スト2において強キャラ・弱キャラと呼ばれる概念がここにある!!
ストリートファイター2が誕生しておよそ30年、シリーズの進化と共に数多くの新キャラが追加され、スト2が出た当初は12キャラだったものの、スーパーストリートファイター2Xの完成系に至るまで最終的には総勢16名ものキャラが参戦することとなった。
空手・プロレス・カンフー・マーシャルアーツ・相撲・ムエタイ・ボクシング・・・。
数々の格闘技、まさに異種格闘技戦ともいえよう。
これだけの格闘技がぶつかり合うにあたって多くの立ち回り、攻略法が編み出されて行った。
しかし、必殺技を駆使し、キャラごとの攻略を行うも、どうしてもたどり着けない境地があった。
それが強キャラ、弱キャラの存在だ!!
今回は、スト2における強キャラ・弱キャラを決定付ける組み合わせからのダイヤグラム検証だ。
キャラ選択画面で本田使いが「はぁ・・・」とため息をつき、戦意を失と言ってもよいキャラ・・・
「打ってよし・飛んでよし・コンボよしっ!!」、DJ(ディージェイ)との組み合わせである。
自分はこの本田 vs DJこそスト2史上、最悪なキャラ組み合わせだと思っている。
強キャラ・弱キャラが生まれた概念を嫌と言う程、思い知らされるこの両者の組み合わせ、ダイヤグラム比はいくつかというと・・・
本田 vs DJ (2.5 vs 7.5)
7.5って・・・ひどすぎるだろっ!!w
それではいこうか、本田にとって修羅の道とも言えるDJ戦でのダイヤグラム検証・攻略に。
これぞマキシマムコンボ!!攻撃こそ最大の防御!!
マキシマム~!!
これは、DJの代名詞とも言える呼び名であるが、DJと言えば飛び道具にエアスラッシャー、対空にジャックナイフ・しゃがみ大キック、そしてコンボはマシンガンアッパーでの多段HITと、地上戦・対空戦どれをとっても引けをとらない必殺技の数々を秘めている。
唯一、弱点をあげるとすればガイル同様・斜めジャンプ時の滞空時間の長さぐらいだ。
DJに勝負を挑む際、飛び道具のあるキャラで勝負をしかけることで均衡のとれた試合が出来るわけだが、これが本田戦となるとどうなるか?
ここではっきり言わせもらいたい。
DJが本田を本気で攻略すれば本田に勝ち目など絶対にないっ!!
その証明とも言える、通常技・必殺技の紹介の中から「なぜ、本田でDJに勝てないのか?」を知ってほしい。
ではまずは基本的な立ち回りからいこう。
まずはエアスラッシャーからのスラディング攻略。
DJは本田との間合いを見ながら、弱・強のエアスラッシャーを連発させるわけだが、実はこの玉の打ち方を見極め、ミスなく対処できれば本田は手も足も出ない。
さらに、このエアスラッシャーはソニックブーム同様、波動拳よりも若干横幅が広く毎度毎度、本田の垂直ジャンプでかわす事はまず無理だと断言していい。
HITしてしまえばダウンされ、起き上がり時に弱のエアスラッシャー➡強のエアスラッシャーへと重ね繰り返す事で本田の体力ゲージをガリガリ削っていける。
もうこれだけでもDJは十分に勝てるわけだがまれに、このパターンを本田は回避してくる場合がある。
本田のキャラ性能から回避技として考えられるのは①飛び込んでくるか、②百貫落としで上から攻めこんで来るか、③スーパー頭突きで突進してくるか、この3パターンしかない。
動きのものすごく遅い本田に対し、DJがこの3パターンを攻略するには非常に簡単でなことで、その対処法としては両者の間合いの中から選択した技を発動させるだけでよい。
《遠距離におけるDJの立ち回り》
強・弱のエアスラッシャーの連発とスライディング・ジャンプ大キックで迎え撃て!!
《中間距離におけるDJの立ち回り》
小パン連打からジャックナイフ、スーパーコンボで対空せよ!!
この必殺技から超必殺技へのスペシャルコンボで対空はバッチリ!!
ところで、なぜしゃがみ小パンを推奨しているかは、実は小パン連射は本田のスーパー頭突きによる突進をカウンターすることができるのだっ!!
よって本田は連射しているDJをみて頭突きは出せなくなる➡だから飛ぶ➡ジャックナイフで迎え撃つ。
というわけだな。
そして、この中間距離での間合いであれば、たとえ本田が百貫落としを発動させ接近を試みても、落下時にDJの裏側(後方)に回ることはできないので、正面からの落下に限定できる。
そこで必要になるカウンター技が~
立ち中パンアッパーを炸裂させよう!!
これで、本田との中間距離は完全に制することができる。
《近距離時におけるDJの立ち回り》
とにかく、一にも二にもジャンプ小パンで後方に逃げるべし!!
しかし、ここで気を付けてほしいことが一つ、それは・・・。
何があっても絶対に本田の接近戦に付き合わない事!!
本田にすり寄られ接近された場合の対処法はジャンプ小パンで逃げるのが最善策。
これがめちゃくちゃ強い!!
スーパー頭突きだろうが百貫落としだろうが全てカウンターできるのだっ!!
小パンを盾に後方に飛んで逃げるだけで、いとも簡単にDJ有利な間合い展開に戻せる。
もうね、以上の対策を徹底するだけでDJに負けなどありえないのだよ。
ここにスト2においてよく言われる、強キャラ・弱キャラの概念が存在するわけなんだな。
まあしかし、ここまで対策してその強・弱キャラが初めて意味を成すわけで、やはりプレイヤーの技量があってこそ、この概念が成り立つと言えよう。
泣くな本田っ!!的確なコマンド入力から一筋の光を見いだせ!!
DJにこれだけ対処されれば本田としては何も成す術はない。
そのことが両者のダイヤグラム(2.5 : 7.5)を象徴している。
ひたすら耐えに耐え、それでも何も出来ず崩れ落ちて行く本田の姿がそこにある。
てなわけで本田は悲しいかな何も出来ず仕舞いなわけだが、可能性が0ではない。
それは、DJをプレイしているのは人間だからである。
たしかに機械が相手であれば先ほどの、立ち回りで負けてしまう事だろう。
対人対戦、そう、スト2の対戦プレイは「人 対 人」なる熱き対戦なのだ。
よってそこには痛恨の立ち回りやコンボミスも生れる。
そこを攻め込むしかないっ!!
泣きじゃくりながら百裂張り手を連発し、鬼無双でエアスラッシャーを貫通させ接近し・・・
カウンター覚悟の百貫落としでダウンを奪え~!!
そして、そして~積もり積もった積年の恨みを全開放させるのだっ~。
うぉぉぉ~~~!!
大銀杏投げじゃい~~~!!
もう、これしかないっ!!
DJのダウンを奪ったら小パン当てから大銀杏投げをループさせ、一気にけりを付けよう。
万が一、ジャックナイフでカウンターされたら諦めようw
とまあ、やはり本田は勝負をかけるしかない。
まとめ
いや~、今回は弱キャラ・強キャラと言われる理由がよ~くわかる本田とDJとの対戦だったね。
これだけのダイヤグラム差があるキャラ同士の戦いには「どうしても超えられない壁」というものが存在し、その壁はキャラ同士の相性だったり、優勢・劣勢となる技と技のぶつかり合いから出来上がるものなんだ。
強キャラ・弱キャラを確立させるのはプレイヤーである君たちの腕前一つにかかっていると言っても過言ではないのだ。
スパ2X 熱きバトルが こころ震わす
熱き思いを胸に秘め強キャラ・弱キャラを覆す芯の強いプレイヤーに成長してくれよなっ!!
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