これぞキャミィ!!しゃがみ中足技の強さはスト2界最強
キャミィ~おれだ~愛してるぞぉ~!!
スト2界における2大美女と言えば春麗とキャミィ、そのどちらにもスト2プレイヤーを魅了させる甲乙つけがたい女性キャラとしての魅力がある。
今回はそんな2大女性キャラの一人、キャミィ・ホワイトにおけるブランカ戦をお届けして行くぞぉ。
まずはこの両者のダイヤグラムは以下の通りだ。
ブランカ VS キャミィ(4.5:5.5)
若干、キャミィ有利と言ったところだろうか。
まず注目して頂きたいのが、この両者には飛び道具が無い。
そして歩き速度はキャミィがブランカを上回るものの、ブランカにはサプライズフォワードやローリングアタックで間合いを自由に変化させることが出来るので両者のスピード差はさほど感じられない。
ダイヤグラム差もさほど離れておらず、キャラ性能上不利となりうる決定的な違いは見られない。
まして、この両者のダイヤグラム差はたったの1しか違わない。
しかし・・・
実際にこの2キャラで対戦してみると分かると思うが、ブランカ側にとっては非常に苦しい立ち回りを強いられることとなる。
その違いはズバリっ。
キャミィのしゃがみ中足による「技性能の強さ」に隠された秘密があったのだ!!
ブランカの接近をもろともしない絶妙なリーチを誇るキャミィのしゃがみ中足
わたくしゴミバコは28年に渡るスト2対戦の中から、このキャミィのしゃがみ中足こそスト2最強の足払いだと自負してやまない。
その理由はいくつか挙げられるが代表的なものは以下の通りだ。
- 技の発動がめちゃくちゃ早い。
- 脚が短くリーチがなさそうだが、実は初代スト2のガイルを彷彿させるレベルの射程距離がある。
- しゃがみ中足からキャンセルフーリガンコンビネーションに繋げることができる。
まあこんなところだろう。
この脚の先端部分に当り判定の強さがあり、ブランカはキャミィとの接近戦においてまともに蹴り合っていては勝ち目がない。
さらにそこから小のスパイラルアローで安全なキャンセルコンボに繋ぐことが出来る為、うまくHITすればダウンが奪え、またガードされても体力を削り取ることができる。
画面端での戦いになると、このしゃがみ中足払いを連発することでほとんどのキャラは何も出来ない状態になるため、意識が完全に足元に行くわけだ。
そして、あのフーリガンコンビネーションが飛んでくる。
これは、本当に驚異的な技で中足キャンセルフーリガンコンビネーションをマスターしたキャミィ使いプレイヤーのレベルはまさに鬼神レベル。
並みのプレイヤーでは下から、そして上から目にもとまらぬ速さで攻めて来るキャミィの猛攻に翻弄されてしまうわけだな。
また、前回のキャミィ戦でも紹介させて頂いたが、キャミィと言えばこの技だ!!
そう、このジャンプ中パンチに強さにある。
特にブランカ戦においてはこのジャンプ中パンチを頭上から振りかざす事でブランカは手も足もでない。
バーチカルローリングアタック対空で応戦しても負ける。
通常技でここまで強い技性能を持ったキャラはキャミィと春麗ぐらいだ。
地上戦ではしゃがみ中足、空中ではジャンプ中パンチ、それでは対空技と言えば?
昇竜拳!!
間違えた、キャノンスパイクだ!!
キャノンスパイク!!
恥じらいも無く、部屋で思わず一人で叫んでしまった・・・
これまたリュウ・ケンの昇竜拳に劣らない必殺技性能を秘めている。
ブランカ戦においては技の重なり時に発動させれば、まず負ける事は無い。
そして、このキャノンスパイクの強さの秘密は発動後の飛距離にありっ!!
後方に逃げた相手に対し追いかけるように斜め上空に足先が伸びるため、昇竜拳よりも追撃性能は優れるのだ。
ホーク戦などでホークが飛び上がりコンドルダイブを出そうと身構えた瞬間に、ニョキニョキ~と足が伸びHITする場面を見たことがあると思うが、あれを想像してもらえると理解しやすいのではないだろうか?
万能必殺技とも言えるキャノンスパイクだが、必殺技発動後の当り判定の強さにおいては昇竜拳に劣るのでリュウ・ケン戦では要注意だぞぉ。
こうやってみるとブランカは手も足も出そうにない。
つーか、圧倒的ブランカ不利だろこれっ!!
しかし、ダイヤグラムから見てもわかるように、この両者さほど差があるわけではない。
その答えはブランカの長距離レンジからの攻撃にあったのだ!!
ブランカがキャミィに唯一勝るもの、それは遠距離間合いでの攻略にありっ!!
それでは今度はブランカ視点から打倒キャミィ対策を見て行こう。
さんざんキャミィ優勢説を述べ、いまさらブランカに何が出来るんだ・・・
対戦してみればわかると思うが、ブランカでキャミィに近づくことがいかに難しいかがわかる。
とにかく「接近できね~よ!!」状態になり、飛び込むとキャノンスパイクの的になる。
これを打破する技が遠距離からのしゃがみ大パンチ・しゃがみ大キック・そしてアマゾンリバーランである。
この間合いになると、いかにキャミィのしゃがみ中足が超強力とは言え届かないためブランカにも勝機が出てくるのだ。
ブランカの攻めの起点としてはこれが基本となる。
キャミィに飛び込むときはダウンを奪った時のみで、それ以外は徹底してこの間合いを維持し、キャミィの接近戦に付き合ってはいけない。
ここでキャミィが冷静さを欠き、接近してきたところにジャンプ小キックで飛び込み、ブランカお得意の頭突きコンボにもっていくのも良いが、あくまでこの姿勢を崩さないようにしよう。
ピヨらせてしまえば一気に勝ちを拾うこともできるが、ここまでの道のりが険しすぎるんだよなぁ~。
ブランカはとにかく無理をせず、徹底した間合い管理を保ち、その時が来たら攻め込むべし。
ブランカvsキャミィ戦 まとめ
スト2というものは攻めるばかりでは勝てない、時には守りに徹してこそ勝機が見えてくる。
それが、このブランカ・キャミィ戦において多いに学ばされることだろう。
柔よく剛を制す!!
攻め手ばかりが先走るブランカだが、守りに徹するブランカとしてのプレイも今までにない違ったブランカ像が見えてくるのではないだろうか?
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