防御こそ最大の攻撃である
いけね~、またブログ更新が3日ほど止まってしまった。
日々、このブログの半数近い方々(※およそ40名様)がリターンの読者の方々で、中には毎日のようにゴミバコがまたアフォな記事を書いていないかと見に来てくれる方々もいるというのに・・・
も、申し訳ねぇ~>_<
さて、それでは前回に引き続いてスト2キャラダイヤグラム検証に入っていこうと思う。
今回、ケンに立ち向かうキャラはジャングルの王、ブランカ~!!
そのダイヤグラムは・・・
ケンVSブランカ(5:5)
おおっと~、今回のケンとブランカのダイヤグラムは互角だぁ。
これは面白い戦いになりそうだな。
白い鉢巻き締めた!!
スト2BGMもセットよしっ!!
今日は紅のケンになった気持ちで対ブランカ攻略だぁ~。
ケンとブランカ、この2キャラほど地上戦が熱く、そしてテンポの速い戦いを強いられる組み合わせはない。
一瞬の隙が、ほんの一瞬のミスが勝負を決定付けてしまう。
攻撃は最大の防御!!
と言った言葉をご存知だろうか?
この言葉は攻撃をしかけることで相手の反撃を抑え勝負を決定付けることわざである。
この言葉に反対することわざが・・・
防御こそ最大の攻撃!!
これは鉄壁な防御こそ相手の攻撃を封じ込め反撃の機会が訪れる。
そんな意味合いがある。
実はこの2つのことわざ、今回のケンVSブランカ戦において嫌と言うほど思い知らされる事となる。
それでは、その意味をこの両者の戦いの中から探っていこうではないか!!
これがケンの地上戦だ!!これがケンの対空技による攻略法だ!!
まずはこの両者の立ち回りだが、一見すると飛び道具のないブランカに対し波動拳と昇竜拳での鳥かご作戦で一方勝ちしそうなケンに見える。
はどぅ~けん!はどぅ~けん!!
足払い、しゃがみ中パンチで引き離せ!!
基本は波動拳でブランカを飛ばし足払いor昇龍拳、ケンはこの立ち回りで勝てる。
ガードされても波動拳の削りでガンガン体力ゲージを奪えるし、リバーランで近づいてきてもしゃがみ中パンチでカウンターHITで追撃できる。
ケンは攻撃をしかけずに、ひたすら待ちに徹し鉄壁の防御からブランカを寄せ付けなければ試合は一方的だと言っても過言ではない。
しかし、それを許さないのはケン使いのプレイヤーの未熟さからブランカの飛びを通したり、リバーランを食らってしまう事からブランカ側につけいるスキを与えてしまうのである。
代表的な間合い管理の悪い例
このように間合い管理を間違えるとブランカの飛びが通ってしまう。
こうなるとケンの持ち前の対空昇竜も意味をなさない。
こればかりはプレイヤーの持つ技量と戦いのセンスでしかないが、上級者のケンはこのようなミスがまず起きない、起きても1試合にほんの1回か2回程度である。
ブランカと言うキャラは滞空時間が短い上に、ジャンプ大キックの攻撃判定も大きい。
波動拳でブランカを飛ばして昇竜拳や足払いで対空する事の難しさを嫌と言う程、感じさせられるだろう。
だからこそ、修練をつまなければならないのだ!!
「飛ばせて落とす!!」これが出来て初めて昇竜拳を使いこなせるプレイヤーとなる。
必殺技の発動はコマンド入力さえできれば誰でもできる。
でも、「この一瞬!!いまだっ!!」という時に決めてこそ、必殺技の価値も生きるというわけだな。
ケンVSブランカ戦におけるケンの立ち回りはこれが7割を占める。
そしてブランカがダウンしたら一気に攻めるのだ!!
ジャンプ中キック➡しゃがみ中パンチ➡大キック
ブランカというキャラは非常に起き上がり時にめくられやすいキャラで脆い。
それゆえ、このケンのジャンプ中キックで割りこむのだ!!
このジャンプ中キックはブランカ側からすれば表と裏の区別が非常に見分けづらくいつの間にかガード方向とは別の方向にレバーが入っていることも多い。
そこをケン側が一気にたたみかけるということだな。
めくりHIT確認からコアコア昇龍裂破でも良いが、上画像のように通常技の3段コンボで十分だと思う。
無理をせず確実に3HITを狙い、その後に稲妻かかと落としでピヨリを狙いに行くのも良い。
またケンにはブランカの攻撃に対して一方勝ちする攻撃テクニックも存在する。
それがこの2つのテクニックだ。
対空ジャンプ大キック(※ロケッティア)
これは波動拳でブランカを飛ばし、斜めジャンプで登り中に大キックを発動させる。
ロケットが「ヒュ~~~~!!」と飛んでいくようなイメージから名付けられた技である。
これが本当に強い、というより無敵。
ブランカがあと1ドットでKOするときなどはこの技で勝利確定となる。
リバーラン潰しの対空ジャンプ大キック
これまたジャンプ大キックの応用となるがブランカのリバーランを先読みしジャンプ大キックを置く事で相手の対空技さえ潰せてしまうのである。
こうやってみるとケン圧勝のダイヤグラムにあり、とても5:5には見えない。
しかし、両者互角のダイヤグラムにある理由は、やはり勝負を一瞬できめるブランカの猛威的な攻撃にあった。
攻撃こそ最大の防御、これぞブランカの猛威だ!!
それでは今度はブランカ視点での立ち回りと行こう。
このブランカの立ち回りにおいて言える事は一つしかない。
それは・・・
相手をこかせ、一瞬の隙にコンボをたたきむべし!!
ということ。
ようは、待ってもブランカに勝ち目はない。
「攻撃の中からケンの鉄壁の防御を崩し、一気に攻め込みKOさせよ!!」ということだな。
ケンのダウンを奪うにはしゃがみ大足払いかリバーランが攻撃の起点となる。
このダウンを奪った瞬間からブランカの仕事が始まる。
リバーラン➡しゃがみ中足➡しゃがみ中足➡バーチカルローリング
これが正面からの基本コンボとなる。
ケンの起き上がり時に正面から接近するわけだが、ここはバーチカルローリングで間合いをはかり「ウォ~ン」とケンの前に近寄り、しゃがみ中足へのコンボへと繋ぐと相手を攪乱しやすい。
裏周りバーチカルローリング➡立ち中パンチ➡頭突き
今度はさきほどの正面からのコンボの逆バージョン。
ケンの起き上がり時に裏に回ってコンボへと繋げている。
これは本当にピヨリ値も高く、そしてなによりかっこよすぎるっ!!
これぞ、「攻撃こそ最大の防御」と言えよう。
このように、ブランカというキャラはどんなに不利な状況でも一瞬にしてコンボに繋げKOにもっていくことができるのでケンとしては慎重に、慎重に立ち回らなければ一瞬のミスからKOされてしまうという事だな。
リュウであれば灼熱波動拳や真空波動拳でかなり有利に立てるわけだが、ケンはこの辺りが弱い。
まとめ
ケンVSブランカ戦いかがだっただろうか?
ダイヤグラム5:5、それはケンの「防御こそ最大の攻撃」に対するブランカの「攻撃こそ最大の防御」から生まれたダイヤグラムなのである。
きめろっ!!昇龍対空!!
きめろっ!!多段HITコンボ!!
この両者の戦いこそ、スト2対戦における地上戦の集大成の結晶なのだぁ~。
コメント一覧
ケン対ブランカでブランカを転ばしたらジャンプ中キックで飛び込み、とありますが、ブランカに飛び込むとバーチカルで対空されませんか?
武士道さんこんにちは~
確かに通常はバーチカルでカウンター対空がとれます。
しか~し、リュウ・ケンのジャンプ大キックやケンのジャンプ中キックはそんなバーチカルさえも潰すんだ。
その絶好のタイミングは例えるならブランカが上空に浮いていない状態時に攻撃を繰り出す事。
もしスキマがあれば対空され下手をすれば相打ちになり兼ねない。
だからブランカが起き上がり、そのスキマが出来ない状態で上から覆いかぶさるように攻撃するのがポイントなんだ。
この刹那のタイミングをマスターすればバーチカルさえいとも簡単に潰せる。
他に、そんなタイミングを計らなくともチュンリーのジャンプ小・中キックやキャミィのジャンプ中パンチならブランカのバーチカルなんて何の役にも立たない。
ここがブランカが弱くダイヤグラムでも下位の弱キャラ呼ばわりされところだ~ね~
ごみばこさんこんばんわ、ようは詐欺飛びのタイミングって事ですかね?^_^ それだと勝つと!?
そうだね。
要はブランカがバーチカルを出す前に潰すみたいな感じだね。
ケンのジャンプ中キックのめくり効果は非常に高い。
滞空中のめくりヒット範囲は異様に広く、クの字型に足を出している時間も長い。
蹴ったままの状態で上から被せることができるのが足技最強キャラ・ケン・マスターズならではと言ったところだね~