これぞ弱キャラの定め、横方向にカウンター攻撃の無い非力なキャラ性能
キャミィ~俺だぁ~愛してるぞぉ~!!(※ここまでくるともう末期だな・・・w)
スト2キャラにおける紅一点キャラと言えば、春麗とキャミィの2キャラ。
春麗は大人の女性、キャミィは若い女性の美しさを兼ね備えている。
美しく、そして強い。(※リアルでも強くて美しい女性は魅力的だよなぁw)
そんな女性キャラの中でも今回はキャミィとエドモンド本田とのダイヤグラム検証・攻略だぁ。
おおっと、その前にこの2キャラのダイヤグラム比はというと・・・
本田 vs キャミィ (7 : 3)
以上のようになっており、相変わらずキャミィは圧倒的不利な状況に陥ってしまう事となる。
そもそも、このキャミィと言うキャラ、スト2全キャラの中でも唯一、ダイヤグラム差で勝ち越せるキャラはザンギエフぐらいしかいない。
ほとんどのキャラに負け越してしまうこのキャミィのキャラ性能はどこに問題があるのだろうか?
この理由は一言でいうと・・・
横方向に攻撃できる必殺技がない!!
これしかない。
横方向攻撃への必殺技???
「なんじゃそりゃ?」って感じだが・・・
この言葉の意味を理解して頂くには今回の本田・キャミィ戦を見て頂く事で、十分に納得できる検証結果が得られると思うので、この言葉をよ~く思い出しながら見てくれよなっ!!
本田のスーパー頭突きとキャミィのスパイラルアローとの比較から見る技の強弱
それではまず、横方向に攻撃できる必殺技の強い・弱いの概念から。
実はスト2におけるキャラ攻略において何をもって「強い」だの「弱い」だの決定づけられる要素として最も大きなものに突進力の強さが挙げられる。
簡単な例を思い出してみると、波動拳などの飛び道具における攻撃や今回のように本田の体ごと横方向へ攻撃する例などが挙げられる。
いずれも「横方向に強い攻撃」となっており、これと同様の技を持ち合わせていないキャラは、ガードする機会が多く、これらの技を回避しつつ接近せざるを得ないため、非常に厳しい現実が待ち受けている。
この横への突進技が強ければ強いほど、キャラ性能は格段に上昇する。(※ただし、ブランカのローリングやホークのコンドルダイブのようなガード後にカウンターが確定されるキャラは除く)
では、本田とキャミィ両者の横方向への攻撃を比較してみると・・・
本田はキャミィに対してスーパー頭突きがあるので「攻めてもよし!!」、「カウンターもよし!!」で、これがめちゃくちゃ強ぇ~!!
キャミィはこのスーパー頭突きに対して出来る事と言えば?
この2つの必殺技しかないわけだが、でもここで考えてほしい。
この2つの必殺技って本田のスーパー頭突きのように「いつでも発動できるかっ?」てこと。
できないよねぇ。
そう、これらの技は不発に終わった時のカウンターが待ち受けているからだ!!
キャノンスパイクは空振れば頭突き、スパイラルアローも間合い管理をミスれば本田にめり込みすぎて、これまた頭突きの的になってしまうわけだ。
そう易々と発動できない時点でこれは本当の横方向への攻撃としては弱い。
これに対し、本田はノーリスクでスーパー頭突きをガンガン連発して発動できる。
まあ正確にはキャノンスパイクでカウンターされるリスクはあるが、あの高速頭突きに毎回合わせるのは不可能だし、相打ちでもダメージ効果において本田が圧倒的に有利となる。
そして、本田はダウンさえ奪ってしまえばやる事はいつもと同じで大銀杏投げへのループへともっていける。
このジャンプ小キックでキャミィの起き上がりぎりぎりを狙い、キャノンスパイクを封印し、そのまま大銀杏投げへと繋ぐことができるので、キャミィとしては非常に苦しい戦いを強いられる事は間違いない。
この本田・キャミィ戦から見えるように、スト2キャラにおいてベガとバルログの空中からの突進技をもつ2キャラを除いては、「横方向への強攻撃を持っているか持っていないか」で大きなダイヤグラム差が生まれたのだ。
これが、俗にいうキャラごとの「被せ(かぶせ)」における原理となっている。
キャミィのしゃがみ中足と空中肘当てを活かし本田を攻略せよ
ダイヤグラムからもわかるように7:3と本田の一方的な展開が待ち受ける事となるわけだが、ではここで「横方向からの強攻撃を潰す手段は何かないのか?」が大きな課題となる。
この課題を攻略することで非力なキャミィと言えど、本田を攻略する糸口が必ず見えてくるはずだ。
その攻略の糸口となる技がこれだっ!!
空中からの肘当て攻撃となる通称、いかずちだぁ~!!
この技は唯一、本田のスーパー頭突きを潰すことが可能となっており、突進技を食い止めると同時に一気にフーリガンコンビネーションを発動できる間合いへと繋ぐことができる。
また、キャミィは動きが素早いので動きの遅い本田がスーパー頭突きを出す前に、その発動を食い止める以下のような攻略技も存在する。
本田の必殺技発動前にしゃがみ中足で発動を封じ込めよ!!
これがキャミィの最もキーポイントとなる技だと言えよう。
非常に足が短く見えるが、この中足の攻撃範囲はかなり広く、あの波動拳を持つケンすら凌駕するのだ。
本田がレバーを前方向に入力しスーパー頭突きを発動させた瞬間でも、まだ間に合うと言ったとんでもないレベルにあり、攻めの起点として最も重要な通常技となる。
これぞ、キャラ対策!!
あれだけ不利に思えたキャミィでもしゃがみ中足で一気にここまで詰め寄り、そしてフーリガンコンビネーションへの軌道をひたすら走る事ができるのだ。
実は、先ほどのしゃがみ中足はキャンセル技として技にキャンセルをかける事ができるので、なんとそのままフーリガンコンビネーションへと繋ぐことができる。
単にフーリガンコンビネーションを出すだけでは本田側も用心しているため、いとも簡単に返されてしまうが中足で相手の意識をガードで固めることで「意識分散」させる事が可能。
要はあれだ!!
子供の頃、兄弟や友達同士でじゃんけんをしてピコピコハンマーで相手を「ポコッ」とした遊びをしたことがあると思うが、じゃんけんの結果をみてからガードに入るため反応が遅れ、間に合わなくなる。
それと同じ原理を活かしたのが、この中足キャンセルフーリガンコンビネーションという連携技の応用だね。
まとめ
本田・キャミィ戦におけるダイヤグラム検証。
この両者の戦いの中から、「スト2の強キャラ・弱キャラの原理が何なのか?」と言った根底が見えてきたのではないだろうか?
もちろん、この原理が強キャラ・弱キャラを決定付ける全てではない。
しかし、この横方向への強攻撃を持ち合わせたキャラほど、その対処法を持ち合わせないキャラに対して大きなダイヤグラム差を開く現実を理解して頂けたことだろう。
キャラ対策を十分に行い、少しでもダイヤグラム差を解消できる立ち回りを身に着けてくれよなっ!!
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