上から下からの攻撃でガイル包囲網を攻略せよ
ソニック、ソニック、ソニックブーム!!
ち・近づけね~~~!!
所詮、飛び道具のない相手なんて空軍少佐ガイル様の敵じゃねー!!
スト2ファンのみなさんこんにちは。
土曜日のお昼時、いかがお過ごしかな?
前回からブランカ戦におけるダイヤグラム検証・攻略となっているが、今回はスト2最強の飛び道具とも名高いソニックブームの持ち主、ガイル少佐との一戦をお届けしていくぞぉ。
さてさて、それではまずこの両者のダイヤグラムから
ブランカvsガイル(5.5 : 4.5)
以上のようになっている。
あら!?
なんと、ブランカ有利だとぉ!?
どうみてもガイル有利に思えるこの組み合わせだが、実はブランカ有利となっているのだぁ~。
アマゾンリバーランで滑り込み攻めの起点を作り出せ!!
スト2初期の頃なんかはソニックブームなど打たなくても、リーチの長いしゃがみ中足をひたすら振り回すだけでブランカは攻め込む手段がなかった。
しかし、スト2シリーズの進化に伴い弱キャラと呼ばれていたブランカは急成長を遂げる事となったのだ。
それが特殊技、アマゾンリバーランと頭突きの存在である。
これがマジでやばい。
なんせ今までガイルのソニックブームの連発により近づくこともさえ出来なかったが、ソニックブームをくぐりぬけ、おまけにダウンまで奪えるようになったのだ!!
また、サプライズフォワードやサプライズバックが加わったことでブランカの野獣性能は一気に加速!!
一瞬の隙に前に後ろにピョンピョンとねずみのように動き回り、噛み付いたり、相手のガード方向を攪乱させガードを解くことに成功したのである。
これが本当に早く、「あっ!!」と気付いたときには時すでに遅し。
一気にブランカのペースにもっていかれてしまう。
ソニックが来ればアマゾンリバーランでくぐり抜け、待ちガイルで来ようものならサプライズフォワードで間合いを詰め投げに転じるこの移動攻撃は瞬間的にはスト2最強速度を持つバルログさえも凌駕する。
要は、どんなにガイルのソニックブームが来ようが足払いで待たれようがダウンさえ奪えれば、そこからたたみかけるようにブランカの怒涛の連続攻撃にもっていけるわけで、接近してしまえば格段にブランカ有利となることに揺るぎない。
うひょ~、かっけ~!!
ガイルの起き上がりにバーチカルローリング➡背後から立ち中パンチ➡頭突き
うまくいけばこれだけでピヨル。
スーパースト2Xで新たに加わった、このブランカの頭突きは非常にスタン値(※ピヨリ値)が高い上に、2段攻撃となっているのでリュウの鎖骨割り同様、ガードする側としてはついつい食らってしまいう傾向にあり、非常に実用的な技のなのでぜひ覚えておいてくれよなっ!!
ガオ~ン、ガオ~ン!!
これでブランカ勝利で勝負ありっ!!
と言いたい所ではあるが、そこはやはりガイル。
ブランカの特殊技の進化に伴い、だまって指を加えて待っているわけがなかった。
「前に来るなら迎え撃て!!」、これこそがガイルの持つキャラ性能であり、一貫して鉄壁の守りを貫くことで、いくらダイヤグラムがブランカ有利と言えど、そうそう易々とは接近を許さなかったのである。
これぞガイルの真骨頂!!待ちガイルとムエタイだ!!
ガイルと言えば「待ち」、そう待つことでサマーソルトキックの発動条件となる下タメが完成する。
正確には斜め後方に溜める事で、ソニックブームもサマーソルトキックも発動できるようになる。
ブランカがサプライズフォワードで前に来るなら溜を作りつつスタブで応戦し、飛び込んで来るならサマーソルトキックで迎え撃つべし!!
基本はこの2つの技で反撃すればOKだが、問題はやはりプレイヤー自身の反応速度が重要になってくる。
この反応速度が早ければ早いほど、ブランカにつけ入る隙を与えない。
上級プレイヤーのガイルとなると、この辺りを徹底して攻略してくるので本当に近づけない状態に陥ってしまう。
そして、ここからがガイルにおける打倒ブランカの最も重要な攻略テクニックとなる。
1つ目がブランカは上からの攻撃にめちゃくちゃ弱い特性を利用したジャンプ中キック。
これがめちゃくちゃ強く、上から靴先でかぶせれば一方勝ちできる。
2つ目がブランカ戦における最強攻略となる立ち小キック連打(※通称、ムエタイ)だ。
まさにムエタイ選手のように鋭いローキックを炸裂させることから名付けられた技で、とにかく立小キックを連打することでブランカのアマゾンリバーランやサプライズフォワードを潰すことが可能となる。
さらに、このムエタイはレバーを後方にためながら連打すればニーバズーカに化けることもない。
また、ソニックブームをアマゾンリバーランでくぐり抜けてきたブランカにムエタイキックをHITさせるとHITし衝撃でブランカの滑り込みが解除され、起きた体にくぐりぬけたはずのソニックブームにHITしてしまう現象が起こるのだ!!
これぞブランカ戦における最も攻略要素の高いムエタイなのだ。
ブランカvsガイル戦 まとめ
ブランカ VS ガイル戦、いかがだっただろうか?
ダイヤグラム上では若干、ブランカ有利となる組み合わせだが、鉄壁の守りを駆使したガイルの厚いソニックブームの壁でによりブランカお得意の接近戦を許さないガイル。
はたまた、アマゾンリバーランやしゃがみ大足でのダウンを攻撃の起点として一気に野獣コンボへの軌跡をひた走るブランカ。
攻める者と迎え撃つ者、「攻撃は最大の防御、守備こそ最大の攻撃」と言ったことわざに代表されるように、このブランカとガイルとの戦いにおいてはこの言葉がもっともふさわしい戦いになることだろう。
ブランカの連続攻撃を極め、ガイルの待ちガイルを極める。
その極めし状態が極限に達した時、あなたを今までのブランカ・ガイル戦を超えた真の新たな戦いへのステージへと導くことだろう。
さあ、今日から限界を超え上級者プレイヤーへの階段を登りつめるのだぁ~!!
コメント一覧
この前のゴミバコさんのブランカは本当に強かった・・・
まぁね!! スト2歴、30年の経験と実績は伊達じゃない。
ブランカはアマゾンリバーランで相手のダウンを奪うと、そっから脳に「行けっ!!」っていう信号が走るんだ。
奇抜な動きの中からコンボに繋げるきっかけを見つける面白さ。
それがブランカだ!!
その前にhyperbeginnerのレベルが上がっていた方が驚きだったがw
スト2はプレイするだけではうまくなれない、人のプレイを目で見て
脳にインプットする。
これまた修行なのである。