思い起こせば長い長い戦いの日々だった。
読者の方からのメールで「スト2キャラにおけるダイヤグラム検証をしてみてはどうでしょうか?」の一言に始まりここまで書き綴った記事総数はなんと168記事。(※ただの暇人)
膨大な知識の習得、そして膨大な時間を費やしスト2ファンのみなさんに楽しみながらダイヤグラムを理解してもらいたい一心で書き続けた日々・・・。
あっ!?
ども、ゴミバコです。
いきなりもの思いに老けてしまったわけだが、スト2ダイヤグラム検証攻略もついに最終局面を迎える事となった。
まさにスト2最強を決める最後の戦い。
そう・・・四天王バトル編に突入だぁ~。
ダイヤグラム検証・攻略も残すはあと6戦。
拳ひとつでアメリカンドリーマーを手に入れたバッファローことバイソン。
空中を自由に飛び回るスペインの狂える毒蛇、仮面の貴公子ことバルログ。
リュウへの屈辱を胸に秘め戦い続ける隻眼の帝王サガット。
そしてこのバイソン・バルログ・サガットを配下に置きシャドルーの総帥、そしてサイコクラッシャーの使い手として知られるベガ。
この4人の四天王たちが激しくぶつかり合う最後の戦い。
まさに四天王最強決戦と言えるだろう。
地上・対空・打撃・カウンター・立ち回り、どれをとっても天下一品の強さを誇るこの4キャラ。
その戦いの様をしかと目に焼き付けて頂きたい。
てなわけで四天王編、初戦を飾るのは「バイソン vs バルログ」だ。
バイソン vs バルログ ➡ 5.5 : 4.5
初戦だけに所詮その程度か。・・・・・寒っ!!
おっとおやじギャグで戦いの熱が冷めやらぬ前にダイヤグラム攻略に入っていこう。
パワーヒッターバイソンとフライングアタッカーバルログ、さあ勝つのはどっちだ!?
「地 対 空」地上戦を制す者と空中戦を制す者、両者の壮絶なる戦い
地上戦においては最大級の火力を誇るバイソンに対し空中戦における空の王者、バルログとの一騎打ち。
ダイヤグラム上では意外な事にバイソン有利となっているがはたしてこの結末やいかに!?
まずはバイソンの立ち回りから見て行こうではないか。
バイソンと言えば以前にもさんざんお伝えしてきたわけだが、やはり軸となる立ち回りはしゃがみ中パンチとグランドダッシュストレートだろう。
しゃがみ中パンチに関してはバルログとの接近戦においてクリスタルローリングフラッシュを跳ね返すほどの威力を秘めておりダッシュストレートと言えば遠距離からバルログが空中に飛び上がる前に一気に詰め寄りダウンを奪う事ができるほど。
この2つの技は「しゃがみ中パンチ ⇒ グランドダッシュストレート」へと組み合わせることでキャンセルコンボも可能となるので虚弱なバルログに大ダメージを与えることができるぞぉ~。
そしてバルログの上空への飛びを抑える必殺技がこれっ↓
オギャァァァ~~~!!
これぞバイソンの真骨頂、ダッシュアッパーだ。
このダッシュアッパーの移動速度がめちゃくちゃ早く移動が始まった瞬間に画面が横スクロールし始めるのでバルログは飛び上がる為の壁を蹴れなくなるのだ。
よって「ふわっ~」と浮いたバルログに対し攻撃一辺倒となりダウンが奪える。
また、例えガードされてしまっても固まった状態のバルログをそのまま投げに持っていける。
バイソンにとってバルログに一度飛ばれてしまうと収拾の着かない状況に陥ってしまうため一度掴んでしまえば一気にグラップに持って行け!!
執拗にしゃがみ小パンチからの「エイッ!!エイッ!!エイッ!!」、抜けられても再び小パンチで「エイッ!!エイッ!!エイッ!!」。
どう思われたっていい!!
バルログには徹底してこの当て小パンチからの投げを連発しよう。
ヒョーバルで来るなら情けなど無用、ガツガツ体力を削りとっていこう。
この当て技からの投げには賛否両論あるかもしれないが、バイソンでのバルログ戦においてはこのぐらいは問題ナッシング!!
バルログは「スカーレットテラー」というカウンター技があるので返せない方も悪いのだ。
また、地上戦はバルログの長い鉤爪で攻撃されるかもしれないがバイソンには超強力な「バッファローヘッドバッド」があるので爪に向かって突進するだけですりぬけることも可能となる。
対フライングバルセロナアタックにおいてはこのバッファローヘッドバッドで下から突き上げる様に発動させカウンターも狙える。
このバッファローヘッドバッドの存在が空中戦を制するバルログをも凌駕したと言ってよいだろう。
おそるべしバイソン。
バルログより有利に立つなんて、まさにアメリカンドリーマーとはこの事よ。
まるで忍者!?スト2史上最も身軽なバルログの圧倒的強さを誇る空中戦
ダッシュストレートというとんでもない高速移動を可能にしたバイソンにバルログで対応する術とはなんだろうか?
ここで「忍術」とか思った人は自分と同じセンスのかけらもない人間だと自覚しようw
バイソンの突進に対して最も安全かつ最も有効な打撃技と言えばこれだろう。
バイソンの突進に合せたスライディング。
さらにはジャンプ大パンチからしゃがみ中パンチへのコンボ。
これで突進技は食い止める事が出来るはずだ。
地上戦でまともに立ち会っていてはバイソンの火力あるパンチに押されてしまうのでここはやはりバルログの18番、空中戦に持ち込むしかない。
フライングバルセロナアタックの出番ときたもんだ。
このバイソン戦においてはただのバルセロナアタックにあらずっ!!
裏回りを含めた立ち回りで攻略していくのだ。
バイソンがここぞとばかりにヘッドバッド対空でカウンターに来たところを裏にまわりこみすかし、スライディングをしかけて行けっ!!
このスライディングは間合いが短ければ技の出が早いしゃがみ大パンチで「グサリ!!」と攻撃できることも覚えておこう。
ダウンが奪える点においてはスライディングでしかけたほうが得策だぞぉ~。
これをさらに発展させるとこのバイソンの対空ヘッドバッド以外にもしゃがみ大パンチカウンターに対してスーパーコンボ、ローリングイズナドロップで投げに行ける。
これが非常に驚異的でありえない角度から投げに来るため、バイソン側にとってはカウンターで仕留めたと思えただけに悔しさしか残らない。
相手の意表を突き、視覚の外から攻め込むスタイルはまるで「ニッポンの忍者」を想像させられる。
スペインの闘牛士と名付けられた軽やかな身のこなし、そして俊敏性があってこそバルログ最大の武器となるのだ~。
「今回のバイソンvsバルログ戦」まとめ
四天王バトル初戦いかがだっただろうか?
空の王者バルログの一方的な試合展開を予想されたがまさかのバイソン有利となる結果となったわけだ。
あのヒョーバルをジャンプ力皆無のバイソンが仕留めるなんて感無量だぜ。
空中戦で遅れをとるなら地上戦に持ち込めばいい!!
そんな試合運びをバイソンが教えてくれたような気がしてならない。
スーパーストリートファイター4のリュウの試合開始前のセリフにこんな教えがある。
闘いの中に答えはある!!
まさにこのバイソン・バルログ戦の中にダイヤグラムを導き出す答えがあったと言えよう。
今日も雄たけびをあげながら前へ前へと歩み続けるバイソン。
複雑な現代社会、人間だれしも幾度となく障壁にぶち当たるもの。
そんな時こそ思い出してほしい。
クレイジーバッファローのごとく未来へと突き進む気力あふれる闘志を!!
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