スト2ファンのみなさんこんにちは~。
最近、ゴミ捨て場できちんとゴミを仕分けしていたにも関わらず管理人に「あなたきちんとゴミの分別できてるんですかっ!?」と注意され頭に来ているゴミバコです。
いくら自分がゴミバコだからってゴミの中身も確認せず注意するか・・・。
おそらく燃える物も燃えない物もごちゃまぜでゴミを出す住民が多いので自分を見た目で判断したのかもしれないが、まあそこは寛大なる自分。
管理人とてお年寄り、お年寄りにはやさしく接するが私のポリシーだ。
おっと、そんなどうでもよいゴミのような話はさておき今回は緊急特別企画を設けさせて頂くことにした。と言うのも昨日、お問い合わせメールから次のようなメールを頂いたからだ。
その内容を要約するとこうだ。
先日、ゲームセンでスパ2Xを見つけプレイしたもののガイルのソニック溜めの要領がイマイチわかりません。
普段はスト5をやっていましてスト5では最速ソニックを撃てますがスパ2Xでは上手く行かない・・・。
溜めのフレームが違うのでしょうか?
もしよろしければ記事にしていただけると嬉しいです。
以上のようなお問い合わせを頂いたのだ。
ふむふむ・・・スト5では最速ソニックを撃てるけれどもスト2ではそれが出来ないと言う事か・・・。
このご質問に対しスト2歴30年に渡るプロフェサーゴミバコの独断と偏見の解説を交えてお届けしたいと思う。
さぁいくぜぇReady to fight!!
ソニックブーム発動に必要な溜め時間を体に叩きこめ!!
まず最初にスト5では最速ソニックが出来てスト2では出来ないとの事でしたがそれもそのはず。2D格闘ゲームであるスト2と3D格闘ゲームであるスト5ではソニックブームにかなりの相違点があるからだ。
一見すると同じ必殺技ゆえに「これどっちも同じじゃね?」そう思われるプレイヤーが多いかもしれないが、スト2歴30年のわたくしゴミバコの目はごまかせない。
結論から言うとこれはまるで別物。
双方のゲーム性における根本的な根っこの部分、ソニックブームの溜め時間が違うのだ。
ここで必要になってくるのが「フレーム」と言う概念だ。このフレームという言葉、スト2プレイヤーのみんななら誰しもが耳にしたことがあるだろう。
フレームとは動画のもとになる静止画像1コマ1コマのことを言うのだ。一秒間あたりに表示されるフレーム数(コマ数)で表すというわけだな。
単位はその名の通り、frame per second(fps)(※フレームパーセカンド)。このフレームでスト2とスト5におけるソニックブームを表記するとこうなる。
【スト2におけるソニックブームフレーム】
■初代スト2・スト2ダッシュ・スーパースト2 ➡ 60F
■スーパースト2X ➡ 54F(※ちなみにサマーソルトキック・ダブルサマ―ソルトも同じ)
【スト5におけるソニックブームフレーム】
■弱パンチ・中パンチ・強パンチ ➡ 38F
これでおわかり頂けただろうか?
明らかにスト5のほうがソニックブームの溜め時間が短いのだ!!
よってメールでお問い合わせを頂いた読者さんがスト5のソニックブームは最速で撃てるのにスト2ではうまく撃てないと言った原因がここにあったと言えよう。
結論:スト2とスト5とではソニックブーム発動に必要な溜め時間が根本的に違う!!
以上でソニックブーム検証終了だぁ~!!
と言いたいところだが、これで終わるようであれば真のスト2プレイヤーとは呼べない。ソニックブーム溜めテクニックの神髄とくと味わって頂きたい。
ソニックブーム発動に隠された究極のコマンド入力
ソニックブーム・・・それはガイルに代表される必殺技の一つ。
ソニックブ~ン、アネックブ~ン、ブ~ン!!
「レバー横溜め+パンチ」で発動を可能にし、ゆらりゆらりと回転しながら相手に向かって飛んでいく必殺技である。
この必殺技の利点は何と言っても短時間で連続して発動を可能とするところにある。
次の画像に注目してほしい。
ハイレベルなガイル使いプレイヤー同士の戦いとなるといかにソニックブームの発動回転率を上げるかが勝敗を分ける。
うかつに飛び込めばリフトアッパーやソバットによる対空で大きな痛手を伴うため、自分の体力を削らせず相手の体力を奪うにはこのソニックブームによる削りが最も効果的なのだ。
相手が飛び道具のある・なしに関わらずこのソニックブームで攻め込むスタイルこそガイル最大の武器となる。
そのために必要なのが「ソニックの回転率をいかに上げるか?」にかかってくるわけだが・・・実はここにプレイヤー達の腕前において大きな明暗を分ける究極コマンド入力が存在したのだ!!
先程、フレームについて説明させて頂いたわけだが、ソニックブームというものはそんなフレームごときで片づけられるような安易な必殺技にあらず!!
まずはソニックブームの発動に伴いどのようなメカニズムをたどるのか見て頂きたい。
【ソニックブーム検証その1】
ソニックブーム発動瞬間
まずはレバーを後方に溜め一発目のソニックブームを発動しガイルの口から「ソニッ!!」の発声が伴った瞬間と「ブ~!!」の発声が伴った瞬間の画像に注目だ!!
レバーをどのくらいの時間、後方に溜めるかはフレームで表記しても説明できるものではなく体感的に直感で覚えるしかない。
それは何百万回とソニックを放つことで我が身に叩き込むことができる修練の証と言えよう。
「ブ~!!」の発声時にはレバー溜めが解除され前方に入力されているはずだ。
ここまではほとんどのスト2プレイヤーが到達できる領域にある。
問題はその後だ。
【ソニックブーム検証その2】
解き放たれたソニックブームが相手に触れたその刹那、2発目のソニックを発動させよ!!
実はこのソニックブーム、当り前の事だが一度に2発のソニックブームを撃つことができない。
あくまでも1発目が消えた後でなければ2発目は存在できないのだ。
では、1発目が消える瞬間とはいつだろうか?
そう、相手に触れた瞬間に一発目のソニックが消える瞬間にある。
もうおわかりだろう。
一発目が消えると同時に二発目を発動させれば最速で撃つことが可能になるのだ。
よくソニックブームは撃つタイミングが重要と言われるが結果的にはこの「消える瞬間」に発動させることで最速ソニックを完成させられるのだ。
よって一発目のソニックが相手に触れた時点、ぎりぎりのタイミングを見極め2発目のソニックを素早くコマンド入力させよう。
しかしここで大きな問題が・・・。
そう、溜めが完成していなければ2発目のソニックを発動できないのだ。
これを解決する方法はひとつ。
1発目のソニックを放った直後、時間にして0.4~0.6秒の間にレバーを後方に戻し溜め動作に入らなければならないと言う事だ!!
ここにプレイヤーの力量が問われる。
実はソニックブームは放つことよりもいかにレバーの戻りを迅速にするかで最速ソニックへの道が開けると言う事になる。
これは飛び道具同士の戦いにおいても同じだ。先程、相手に触れたら2発目のソニックを発動させるとお伝えしたがこれが飛び道具とて同じこと。
一発目のソニック発動後、いかにレバーを戻し溜め動作に入るかが重要である。
この戻りの動作が遅ければ遅いほど次のソニックが間に合わずガードさせられたり相手に攻め込む隙を与えてしまうと言う訳だな。
「ガイル vs ガイル戦」や「ガイル vs 本田戦」においてはこのソニックの回転率の速い・遅いが勝敗に見事に直結しやすい結果となるだろう。
最速ソニックブーム発動に伴う攻略テクニックまとめ
ソニックブーム発動に隠されし真実、いかがだっただろうか?
読者さんからの質問に対する回答をしなければならないにも関わらず、気が付けば質問を忘れいつものようにただのソニックブーム攻略になってしまったw
しかし伝えたい事は十分、分かって頂けたことだろう。
もう一度おさらいするとこうだ。
初弾のソニックブーム発動後に最速でレバーを戻し溜め動作に入る。
そして初弾のソニックブームが相手の体か飛び道具に触れ消滅したその瞬間に2発目のソニックを最速で入力させる。
※正確には初弾が消えた瞬間にパンチボタンを押し発動させる形で完成。
というわけだ。
まあしかし、理屈ではわかっていても幾度となく修羅場をくぐり抜けた先にソニックを放つタイミングを習得することができるわけでこればかりはプレイヤー自身に委ねるしかない。
全身全霊のソニックブームを我が物とし鉄壁の要塞ガイルを構築してくれよなっ!!
★最後に質問者さんへ★
今回の件で自分自身、改めてソニックブームを知る事ができ本当に感謝しているぜ。
ありがとう~!!
他の方々も何かありましたらお問い合わせメールにスーパー頭突きしてくれよなっ!!
コメント一覧
ガイルのニーバズーカは発生がかなり速いので、悪くても相打ちになります。
なるほど・・・
ところでガイルのニーバズーカってサガットのタイガーニークラッシュと似てない?
タピオカブームの次はソニックブームでキマリや
ソニックブームはよ~く聞いていると七色ボイスに変化する。
アネックブ~ン!ソネックブ~ン!ブ~ン・・・ブ~ン・・ブ~ン・
そして最後には「ブ~ン」だけが記憶に残る。
タピオカ飲んだことない・・・