キャミィのシリーズ進化に伴うキャラ性能の向上
きましたっ!!
今回はわたくし、ゴミバコが最も愛してやまない紅一点のキャラ、その名もキャミィ・ホワイトのリュウ戦におけるダイヤグラム検証だぁ。
スト2シリーズにおいて、このキャミィの正体は謎のベールに隠された面が多く見られたが、ストーリー上は嵐の夜に土砂崩れに巻き込まれた状態で英国情報部の特殊工作部隊に発見され基地下で保護された。
その時のキャミィは自分の名前も身元すらもわからない状態だったが、所持していたペンダントに「CAMM740106」と記されていたことから「キャミィ」という名前が名付けられた。
そして、キャミィは通常の人間を遥かに超える超人的回復力など特殊な能力を備えていた。
しかし、その由来が次第に何者かにマインドコントロールされた事により得たパワーであり、そこにシャドルーの総帥ベガ様の影が出てきた・・・
というわけだ。
このキャミィというキャラ、ストリートファイターにおけるプレイヤー人口の中でほとんどのプレイヤーが男性ばかりという事もあり、スーパーストリートファイター2で初めて登場した際は、その容姿から男性プレイヤーの目を釘付けにしたもんだ。
といっても、使ってみてすぐにわかることだが、
飛び道具もないしこれでどうやって戦うんだ?
そんな印象があり、あまりキャミィを使用するプレイヤーは見かけられなかった。
しかし・・・
スーパーストリートファイター2Xになり、弱小と言われたキャミィに特殊技であるフーリガンコンビネーションとスーパーコンボであるスピンドライブスマッシャーが追加され、キャラ性能が大幅にアップ!!
特に特殊技であるフーリガンコンビネーションが加わったことで、以前のスーパーの頃とは比較にならない豊富なバリエーションのある攻めが出来るようになったのである。
そんな豊富な特殊技、必殺技を引き下げたキャミィに立ち向かうリュウのダイヤグラムはと言うと・・・
リュウ(6.5)VSキャミィ(3.5)
以上のようなダイヤグラムとなっている。
キャミィファンのプレイヤーには申し訳ないがこれが現実・・・。
いかにキャミィが特殊技や必殺技を駆使したところで所詮、リュウの敵ではない!!
それでは、前置きもこのぐらいにして(※つ~かなげ~w)なぜ、キャミィではリュウに太刀打ちできないのか?
その結果、なぜこれだけのリュウ大幅有利のダイヤグラムが生まれてしまったのか検証していこう。
【リュウVSキャミィ】遠距離戦における必殺技の攻防
う~つらい・・・
愛してやまないキャミィがリュウに完全対応されるのが本当につらい・・・。
いかんっ!!
こんな弱気ではリュウ(6.5):キャミィ(3.5)のダイヤグラムを検証することなどできやしない。
心を鬼にして検証していくぜ!!
てなわけで、まずはこれを見て頂きたい。
【キャミィを圧倒するリュウの波動ストリーム】
波動拳~、波動拳~!!
これがなぜリュウ大幅有利なダイヤグラムとなるかの全てだと言えようw
ほんっと、この緩急をつけた波動拳だけで負けてしまうのだ!!
キャミィは飛び道具が無いため、接近戦で勝負するにはリーチの長いしゃがみ中足(足払い)が一番、効果が高くHIT率も高いことは前回の基本編でお伝えさせて頂いた。
しかし、波動拳の打ち方を極めた上級リュウ使いプレイヤーに対し、押し寄せる波動により、そうそう近づく事なんてできやしないのだ。
その結果・・・
まあこうなるわけだw
遠距離戦ではリュウの大波動拳の威力がすさまじく、時折見せる小波動の影響で垂直ジャンプでかわそうにも波動拳を踏んでしまう。
そこで飛び込んでもリーチが短いキャミィはリュウに与える攻撃手段がない。
その逆にリュウはキャミィの飛び込みをみてからでも前に歩いて足払いが余裕で間に合う。
ならば、もう少しリュウ側に近づいてからジャンプ攻撃を繰り出すしかない!!
てなわけで、今度はちょっとキャミィの攻撃範囲の届く位置に飛び込んでみようか・・・
痛ぇぇよぉぉぉ~~~!!
こりゃ無理だわ・・・
これこそリュウの腕の見せ所であるが、波動で押して足払い、昇竜拳で完璧に対応できれば、所詮キャミィはリュウの敵ではないのだ。
この事がリュウ(6.5) VS キャミィ(3.5)ダイヤグラムの全てを語っていると言えよう。
中・近距離戦においてはキャミィ持ち前の必殺技が光る
遠距離戦ではキャミィはリュウに太刀打ちできない。
ともなればキャミィお得意の中・近距離戦(※特に近距離戦)に持って行くしかない、
しかし、ここでもまたリュウには対応策があるのだ。
キャミィが間合いはを狭めてきたとしても、リュウは後ろに若干さがりなら様子を見つつ、波動拳を打つことでキャミィがジャンプしていない状態時に即座に大灼熱波動拳を打ち相手のダウンを奪える。
キャミィはリュウの手前で飛ぼうものならこの波動拳に触れてしまい、叩き落されてしまうのだ。
なんともリュウ有利な展開になることは間違いないのだが、近距離戦におけるキャミィの18番を思いだして頂きたい。
そう、しゃがみ中足による足払いだったよな?
リュウの灼熱波動拳発動前にしゃがみ中足を当てろ!!
キャミィのしゃがみ中足はリュウの波動拳を刈り取る事が可能!!
よって、波動の出際(※リュウが波動を打つポーズをした際の前足)にしゃがみ中足をHITさせるのだ。
これで、波動拳を粉砕できる。
中距離での戦いにおいては相手の意表をついたフーリガンコンビネーションで!!
波動拳を飛び越え、見事にフーリガンコンビネーションを炸裂させている。
ちなみに、このフーリガンコンビネーションは波動拳発動時に技を出さないと間に合わないのを覚えておこう。
というのも、波動拳発動後はフーリガンコンビネーションの技の特性上、発動時に一瞬しゃがみモーションで時間を割くため波動を避けきれないからだ。(※ちょこん!とほんの少しの溜め時間なんだがなぁ・・・残念)
続いて、中・近距離戦におけるリュウの竜巻旋風脚封じ技の一手だ。
【しゃがみ大パンチで旋風脚を粉砕】
これだけは、キャミィ使いプレイヤーは絶対に覚えておいてほしい。
画面端に追い詰めれたリュウがとっさに大竜巻で逃げようとしたりする場面が見られるがこの際、絶対にしゃがみ大パンチで対応する事!!
この技ほど旋風脚に安全・確実なHITが狙える技はないと言えよう。
よく、キャノンスパイクや立ちアッパーを出そうとして、逆に旋風脚に吹き飛ばされるシーンを目にする。
それは、こう言った対処法が出来ていないから!!
前回、ガイルのときもお伝えさせてもらったが、前方から来る旋風脚にきちんと立ちフック、立ちアッパーで対処すればカウンターできるわけで、下手にリフトアッパーなどするから相打ちになりかねないのである。
では、そろそろクライマックス。
近距離戦におけるキャミィのしゃがみ中足の極意伝授といこうか。
しゃがみ中足はキャンセル技がかかるので「足払い➡スパイラルアロー」に繋げ、HITさせれば相手のダウンを奪う事ができることは前回お伝えしたわけだが・・・
さらに、高度なテクニックとしてリュウ使いプレイヤーの意識がキャミィの足元に行っている際に、フーリガンコンビネーションをキャンセルから発動させる事ができるのだぁ~!!!
【しゃがみ中足キャンセルフーリガンコンビネーション】
この展開になると、ダイヤグラム上はリュウ有利と言われていた関係も崩れキャミィ有利になる。
なんせ、フーリガンコンビネーション発動からフランケンシュタイナー(※相手の頭上でレバー横+中キック)に繋ぐまで時間にしてわずか1秒!!
この1秒間の攻めを肉眼で判断し、とっさにパンチ・アッパーなどの通常技や昇竜拳などの必殺技で返せるプレイヤーなんてそうそういやしないのだ。(※一部いるなw)
どんな上級プレイヤーでも「あっ!!」と気付けば投げられてしまうことはやむを得ない。
よってリュウ側としては、キャミィが飛んでくることを意識し、「来るぞ、来るぞ~」と上を意識するだけでキャミィの必殺技を封じ込める事も可能になる。
まとめ
いかがだっただろうか?
横からの攻撃のみならず、上からの攻撃を完全対応出来る様になる事で、リュウ使いプレイヤーとしての素質が目覚めると言っても過言ではないだろう。
一度の、カウンターで相手のダウンを奪い、そこから奇跡のHITでコンボに繋げ勝負を一瞬にして決定付ける事ができるのもストリートファイター2の醍醐味である。
特に今回のようなリュウ・キャミィ戦においてはキャミィのフーリガンコンビネーションを伴う上からの攻撃が何度も来るため、その逆手をとりカウンターHITへと持って行く事も可能になるはずだ。
上を通さない意識、いわゆる「心眼(しんがん)」を持って勝負に挑んでほしい。
相手が飛んできたら~、地の底から天に拳を突き上げしょしょしょうりゅ~~~~けんを炸裂させろぉ~!!
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