スト2最強キャラダルシムに立ち向かう本田の苦悩
ヨガヨガ~のび~るパンチ!!
どもども、ヨガマスターゴミバコです。
前回、本田 vs ガイル戦におけるダイヤグラム検証・攻略をお伝えさせて頂いた。
ガイル側にとっては遠距離での間合いを維持しつつ本田を寄せ付けない立ち回り、そして本田側にとっては何がなんでもガイルに接近し大銀杏投げハメまでもって行くと言ったまさにいばらの道。
苦難の続く本田にとって今回もまた遠距離での苦しい戦いを強いられる事となる。
そう、今回の対戦キャラはヨガマスターダルシムだ。
ダルシムと言えば伸びる手足に飛び道具のヨガファイヤーを引き下げ、遠距離戦での戦いにおいては右に出るキャラはいない。
スト2最強キャラと名高いダルシムのキャラ性能は秀逸の一言に尽きる。
飛び道具のない本田やザンギエフにとってはまさに人間サンドバッグ状態。
ボッカン、ボッカン叩かれ、蹴られ、それでも接近しなければ勝機の無い現実が待ち受けている。
そんなダルシムに本田で対向すべき術はあるのか!?
おっと、その前にこの両者のダイヤグラムのご紹介だ。
本田vsダルシム(4:6)
ん!?
前回のガイル戦と同じような戦いを予想され、しかもダルシムの遠距離砲でもっとひどいダイヤグラムを予想していたが・・・
スト2プレイヤーのみんなもそう思うだろう?
それでは、行ってみようか。
本田とダルシム、この両者の対戦から見えるダイヤグラム検証・攻略に。
これがダルシム、カレーライスのテリトリーだっ!!
ところで、話は変わるがスト2プレイヤーのみんなはストリートファイターⅡVというアニメをご存じかな?
もうかれこれ22年前のアニメになるが、このアニメの中に出てくるダルシムを見てわたくしゴミバコは非常に感動を覚えた思い出がある。
実はこのダルシム、リュウに「波動とは何か?」をレクチャーし、リュウの持つ波動パワーを導き出し波動拳を完成させるきっかけを与えたキャラである。
それぐらい偉大なキャラであり、アニメの中でも多くのスト2ファンを魅了したことだろう。
そんな、ダルシムが本田に対し徹底した立ち回りを行えば結果は一目瞭然である。
動きの遅い本田に対してはヨガファイヤーからのズームパンチ・ズームキックで接近を許さない。
この間合いこそスト2全キャラの中でも唯一、ダルシムだけが可能にするテリトリーなのだっ!!
本田がダルシムに対して飛び込んで攻撃してくる場合にはこのパターンで攻略できる。
本田はこれを回避する策として横押しのスーパー頭突きと上からの百貫落としでダルシムを揺さぶるしかないわけだが、中・遠距離からの百貫落としは、これまたズームキックで対応できる。
問題は突進してくるスーパー頭突きの攻略法となるが・・・
なんと!?
スーパー頭突きに対してはしゃがみ小パンチとドリル中キックで攻略できるのだっ!!
この小パンチ・中キックと攻撃ボタンを的確に使い分けることでカウンターが狙える。
スト2においては、全てが大パンチや大キックで攻めれば良いと言うわけではなく、時には威力を弱めたコマンド入力がカウンターを狙え最大の奥義となる。
上級者プレイヤーほどこの事を熟知しており、場面場面で技を使い分け対処するわけだ。
そして、この強弱のボタンの使い分けによりダルシムにおいて予想外のコンボを見いだす事となる。
そう、冒頭にもお伝えしたこのダルシムの伸びる手足、これこそが離れた状態における連撃技を可能にした。
小パンチでカウンターを打ち➡今度は中パンチ➡ズームパンチ➡ズームキック
コンボであってコンボでないと言うこの不思議な連続攻撃。
この流れるような連撃技で攻めっ気の強い本田の意識を狙い撃ちカウンターからピヨリにもっていく事ができてしまうのである。
通常、コンボと言えば密着状態からのコマンド入力が一般的だが、ダルシムに関しては遠距離においてもその状況を可能にしたと言えよう。
まさに、これこそがヨガの境地であり他のキャラを圧倒するスト2最強キャラと呼ばれた由来である。
諸突猛進、一瞬の隙に本田の突進力で勝利を掴め!!
スト2最強キャラと呼ばれるダルシムに動きの遅い本田で本当に勝負になるのだろうか?
この答えは両者のダイヤグラムが全てを物語っている。
ダルシム vs 本田(6:4)
そう、ダルシム相当有利に思えるこの組み合わせだが、さほどダイヤグラム差が生まれなかった事には大きな理由があったのだ。
その大きな一つの理由としてダルシムのヨガファイヤーに弱点ありっ!!
ダルシムはヨガファイヤーを発動させる際、頭部を後ろに大きくのけぞる。
ヨ・ヨッヨヨガァ~!!
この後ろにのけぞる瞬間、時間にしておよそ0.3秒。
このヨガファイヤー発動の際のモーションに大きな隙が生じ、本田はそこにスーパー頭突きで突進することでダルシムのダウンを奪え、下手をしても相打ちが狙えるのだっ!!
さすがにヨガファイヤー発動後では突進しても意味をなさないが、発動間際であればHITを狙える。
例えガードされても、本田のスーパー頭突きは隙が少ないのでズームパンチ等のお釣りがこない。
よって、飛び道具がこない時点での本田は攻めに転じるべきなのだ。
そして、間合いを詰め一気に猛攻をかける。
タア、タア、タァ!!!
例えガードしても削りだけで3~4回分の削りダメージを与える事が可能。
もしHITすればそのダメージは計り知れ合い。
居てもたってもいられなくなり反撃に転じようとしたダルシムに絶妙な間合いでのおかまキック。
さらにここでもう一度、中の百裂張り手を利用して一気に間合いを詰めよう。(※この瞬間移動が重要)
ここまでくれば、本田はやる事は一つ。
うぉぉぉぉぉ~~~!!
どっすこ~~~い!!
ここまでくればもうダルシムは逃げられない。
ダルシムには昇竜拳やサマーソルトキックのようなカウンター必殺技はないので、本田がコマンドミスをしない限り返せない状態に陥り、大銀杏投げループからのKO劇が生まれるのだ。
まとめ
一方的なダルシムの勝利と見えたこの両者の戦いにおいて、形勢次第では本田に大きく傾くこの戦いの構図。
まさに、相撲力士としてのファイティングスピリットを象徴するかのようだ。
ダルシムの身体能力を活かした矢のような攻撃の数々、そしてヨガファイヤーの嵐。
この迫り来る矢のような攻撃をくぐり抜けた先に勝機が見いだせるというわけだな。
いや~、ほんっとこの両者の組み合わせはあっついでぇ~。
コメント一覧
それにしてもカプコンは
何故相撲取りを
水平に飛べるようにしたり
ヒップドロップ
出来るようにしたんだ…?
その答えは一つ!
相撲の素晴らしさを世界に飛び回り、広げたい本田だけに気が付けば宙を舞うようになっていた・・・
というわけだ。